ポイントカードを作ると、色々優遇されるので節約する方法としてよく知られています。
また、今や、コンビニ、ドラックストア、スーパーだけでなく、ほとんどのお店に行けばポイントカードがあります。
一度買ったお店全部で、ポイントカードを作っていくと、あっという間に10枚、20枚になることも珍しくありません。
しかし、このポイントカードは、作ればそれで節約になるのではありません。
ポイントを貯めて、使ってはじめて節約になるのです。
Tポイントカードなど、コンビニでもドラックストアでもガソリンスタンドでも貯められるビックなカードは、1ポイントからでも使えます。
しかし、そうではない一般的な中小規模なカードでは、ポイントを使えるようになるためには、最低でも500ポイントとか1000ポイントとかある程度のポイント数を貯める必要があります。また、ポイントを貯められる期間も1年とか2年とか区切られていることも多くあります。
さらに、せっかく貯めたポイントも期間制限があり、使わないと失効して0になってしまうこともあります。
このようなカードでは、たった500円の優遇を受けるためには、1年間で20万円以上も1店舗で購入して、その1ヶ月以内に5000円以上買う必要があることもあります。
もしそのお店で、1年に数回の買い物で、毎回せいぜい1万円しか使わないのであれば、ポイントカードを作っても節約になりません。
一方で、お店は貴重な個人情報である名前や、住所、電話番号、家族情報などを手にし、色々な営業をしかけることができます。
そこで、1年に数回の買い物でも、2万円、3万円と使ってしまうようになり、どんどんお金を使ってしまうので、節約どころか無駄遣いになりかねないのです。